今だからこそ振り返る|魔幻宮殿の語り部に聞くマデサゴーラとネルゲルの過去+α

レンダーシア探索
人気ブログランキングでフォロー

今日は久しぶりに、バージョン2のあの場所へ遊びに行ってきました。
当時も読んだはずなのに、正直まったく覚えていなくて…新鮮な気持ちで再訪です。

マデサゴーラとネルゲルの関係を改めておさらいできたのと、
「マデおじ」が遺した絵がたくさん展示されていたので、その一部をご紹介します。

語り部さんが一枚一枚にコメントを添えてくれているんですが……ぶっちゃけ、ちょっと難解でした(笑)
あれはマデサゴーラの独特な価値観ってことなんでしょうか?

それにしても、バージョン2の段階で、バージョン7に繋がる伏線が仕込まれているなんて……ドラクエ、ほんと奥が深い!

※この先ネタバレを含みますので、気になる方はここでブラウザバック推奨です!

大魔王マデサゴーラの偉業

創生番号016

我らは 語り部。我らが創造主たる
大魔王マデサゴーラ様の偉業を 知りたくば
我らが作られし順に 耳をかたむけるがよい。

大魔王様は 光の河の奥底より 出しとき
創生のチカラの破片を発見し 手中に収めた。
偶然か それとも必然かは 定かではない。

創生の渦こそ 大いなる創生のチカラの破片。
だが カケラと言えど それは 大陸ひとつを
創造するだけのチカラを 秘めていたのである。

光の河で創生のチカラの破片をGETした所AIに作って貰ったらカッコよかったから腕が8本でも共有するw

創生番号039

大魔王様は 創生の渦のチカラを使い
その心のおもむくまま もう一つの
レンダーシアを 創りあげた。

人間が創作した物語を 再現させた村。
死者の魂を引き止め つなぎ止めた町。
魔物が人間に 人間が魔物になった王国。

それらをながめ 楽しまれた大魔王様は
次に 自らの創りあげた 偽りの世界で
真の世界を塗りつぶすことに 乗りだされる。

そう。偉大なる 大魔王マデサゴーラ様は
かの女神の創りし 大地を消し去り
自らを 創世の大神たらんと欲されたのだ!

この3つの世界を作るなんてマジでいい仕事してる

創生番号087

大魔王様はまず 冥王ネルゲルと契約を交わし
ネルゲルが エテーネの民を滅ぼすチカラを
貸し与えられた。

そのチカラの代償として ネルゲルは
レンダーシアを 迷いの霧の中に封じて
五つの大陸と 隔絶した世界になさしめたのだ。

かくして 大魔王様の 創りだした世界で
真のレンダーシアを 塗りつぶす準備が
ととのえられたのである。

創生番号102

霧に包まれたレンダーシアの地では
アストルティアから 切り離された影響ゆえか
外の世界との 奇妙な時間的なズレが生まれた。

だが そんなことよりも 真のレンダーシアに
人間の種族神 グランゼニスが遺した
神の緋石が存在することが 問題であった。

神のチカラを宿した その緋石は
真の世界を 偽りの世界で塗りつぶす計画の
大きな障害となったのである。

創生番号154

大魔王様は 神の緋石を守る結界を破るには
同じ神のチカラを源泉とする
勇者のチカラが 必要だと見抜かれていた。

勇者姫を手に入れるべく グランゼドーラ城に
魔元帥ゼルドラド卿を 差し向けられたが
惜しくも これを取り逃すこととなった。

勇者姫の行方は ようとして知れず
大魔王様は 代わりの勇者姫を創りだしたが
勇者のチカラが宿ることは なかったのである。

トーマってめちゃくちゃイケメンですよね

創生番号218

大魔王様は 勇者のチカラをえるべく
勇者姫の兄トーマを 創生のチカラによって
よみがえらせ 利用することに決めた。

トーマはかつての勇者が遺した指輪によって
一時的に 勇者のチカラを宿し
神の緋石のひとつを 見事に取り除いた。

勇者姫と盟友の妨害を受け 残る3つの緋石は
取り除けなかったが ソーラリア峡谷全域を
偽りの世界で 塗りつぶすことができたのだ。

……すべては 過去の物語に過ぎぬが
主人が消えても 我々は消える事はない。
永遠の時を ここで過ごす運命なのだ。

ここはストーリーの通り、トーマの勇者の力で神の緋石を壊して、ソーラリア峡谷は偽の世界に潰されてしまいましたね。そこにいた人たちは消えてしまったんでしょうか。

創生番号443

主なき今 我々の役目は失われた。
もはや 求めるものは 何もなく
語るべきことも 何もない。

たまに遊びに来るよ…。

(偽)魔幻宮殿の絵とセットの創生番号の言葉

自由の窓辺の絵

窓辺から飛び立つ 鳥が描かれている。

創生番号513

自由に空を飛び 生きてきた鳥は
その自由を奪われたとき 何を思うのか?

自由であることは すばらしいこと
多くの人間が クチにする。
それが カゴの中の自由であるとは知らずに。

楽園の絵

穏やかな花畑で 青い蝶が舞っている。

創生番号560

蝶は生きるために 花の蜜を求め
花は子孫を増やすために 蝶へ蜜を与える。
それを 共生関係と呼ぶらしい。

だが その片割れが 失われたとき
残された者は 深き絶望の底に沈むであろう。
しょせんは 弱者の馴れ合いに過ぎぬのだ。

森の秘密の絵

妖精たちが 楽しそうに飛び回っている。

創生番号617

浅はかな創生どもは 踊りに熱狂し
価値ある 夜の静寂を台無しにする。

無秩序な振る舞いに 制裁を
我が思考を妨げる者に 災いあれ。

静寂の窓辺の絵

鳥の羽が舞う 窓辺で
猫が こちらを見つめている。

創生番号666

虚空を見つめ 動かぬ獣。
人間は その視線の先に 何があるのか
不安に感じることが あるという。

まったく おろかなことだ。
真に危険な存在が 獣自身であることに
気づけないとは。

閉塞の窓辺の絵

閉ざされた 赤い窓の向こうから
無数の目が のぞいている。

創生番号741

我らが主こそは 世界を創造せし者
その目は 全てを見通している。
何も隠すことなど できはしない。

辺獄の絵

宙に浮かぶ灯ろうが 天を覆い尽くしている。

創生番号794

強く まぶしい光に 恐怖を覚える人間も
はかなく 淡い光には 安らぎを感じるという。

どちらもが その身を焦がす
灼熱の閃光であることを 知らぬままに。

此岸(しがん)の絵

※此岸とは私たちが生きている現世の事

荒野に 無数の墓標が立っている。

創生番号832

人間は 死者を弔い 墓とやらを建て
花を手向けるという。
なぜ そのようなことをするのであろうか?

死者とは すなわち 敗者である。
そのような者に 思いを馳せる必要はない。

森の番人の絵

木の葉の間から クモの巣が見えている。
巣には 小さな羽が かかっているようだ。

創生番号876

妖精たちは 気の向くままに 空を舞い
自由を 楽しむことができるだろう。

だが 自由は つねに対価を求める
行く先に待つ地獄を 避けるすべはない。

森の新性の絵

複雑にからみ合ったヘビが
こちら側を 見つめている。

創生番号899

からみ合うヘビたちの 不規則かつ
不自然な姿こそ 混沌の象徴に ふさわしい。

世界は かのように
純然たる混沌に 満たされるべきなのだ。

女神の絵

雷雲に覆われた空の下 鳥カゴに囚われた女神が
茨に囲まれ 苦悶の表情を浮かべている。

絵からは 得体の知れない
まがまがしさが ただよっている……。

この絵…ぜネシアさんの事だったんですね!?
空の紫色のものは魔眼だったんですね?

鳥籠の中の女性の服と色合いが似てますね…

バージョン7で出てきた鳥籠

マデサゴーラさん「とこしえの揺かご」の事やっぱり知ってたんですね?

まとめ

10年以上前に歩き回った場所でしたが、改めて訪れてみると、新しい発見があるのがドラクエの面白さですよね。

語り部の皆さんが今もあの場所にずっといるのは、少し気の毒に感じます。
けれど、マデサゴーラさんはもう存在しないので、どうすることもできないというのが、なんとももどかしいところです。

それでは、今回はこのあたりで!

コメント

タイトルとURLをコピーしました